本日は「過去」の時制表現について説明していきますよ!
ゴリゴリ勉強していきましょう!
Contents<目次>
はじめに
「時制」とはいわば「過去」「現在」「未来」を表現する方法のこと。
日本語では「勉強"した"」や「勉強"している"」というように、「する」という言葉を変化させることで、「勉強」のタイミングをコントロールするのが特徴。
ですが英語は「勉強する(study)」という動詞そのものを変化させることでその表現を行うよ!
今回説明するのは「過去」に関わる表現の方法!「動詞」の形に注目しながら、しっかりマスターしてください!
過去形(I did)
I can’t understand why you waited for Mike.
(なんでマイクを待ったんか理解できひんわ)
Really? How come?
(え?なんで?)
You waited for about 10 hours!
(10時間やで!)
Yeah. but he ended up coming.
(うん。でも結局来たんよ。)
<words>
・How come ?…どうして?(Whyよりも弱い表現)
・end up ~ing …最終的に~する
EXPLANATION
こええよ!! マイク!!
10時間待たせて、さっそうと現れることができるその心臓がこええよ!!
こんなことあったんだ! あんなことしたんだ!
といった感じで、ただ過去のできごとを伝えたいときは迷うことなくこいつ。でも過去は過去、現在の状況にまったく関係しない点に注意!
waited
→待った
EXAMPLE
- I played soccer yesterday.
(昨日、サッカーをプレイした。) - I sang AMAGIGOE.
(「天木越え」を歌った。) - What did you do last Saturday?
(先週の土曜日、何したの?)
過去進行形(I was / were doing)
What were you doing then?
(あなたはその時何をしていたんですか?)
I was waiting for Mike over there.
(私は向こうでマイクを待っていたのよ)
Why were you waiting for Mike?
(どうしてマイクを待っていたのですか?)
We were going to watch The movie "Precure"!
(彼とプリキュアを観に行く約束をしていたのよ。)
<words>
・were… 「are」の過去形
・was / were going to~... ~する予定だった
・Precure … 日本の国民的アニメ。少女たちがマジカルパワーで敵と戦う。
EXPLANATION
・・・事情聴取だろうか?マイクの身になにかあったみたいだ。
できることは現在進行形といっしょ!ただ1つ違うのは、焦点が「過去」である点だ。
この形の役割は、
相手の意識をまさに「行動していた瞬間」に引き込むこと。
「I was waiting (待っている)」と聞けば
その人の頭には、はっきりと「誰かを待っていた瞬間のイメージ」が浮かぶだろう。
つまりその過去の状況の「リアルさ」「臨場感」が増すのだ。
これこそがこの過去進行形が誇る「過去の瞬間の強調」の力である!
was waiting
→ 待っていたところだった
EXAMPLE
- I was playing soccer.
→(サッカーをしていたところだった) - I was singing “Last Christmas.”
→(「ラストクリスマス」を歌っていたところだった) - What were you doing then?
→(そのときなにしてたところだったの?)
過去完了形(I had done)
I had waited for Mike before, but he didn’t show up then.
(前にマイクを待ってたことがあるんだけど、その時彼は現れなかったの)
You mean he stood you up?
(それってすっぽかされたってこと?)
Or something might have happened to him.
(それか彼に何かあったのかもしれない)
<words>
・show up… 現れる
・stand someone up~... ~をすっぽかす
・might have done … ~したかも
EXPLANATION
君があほだってことと同じくらい、君がどれほどいいやつかがわかってしまったよ。
※ここを確認する前に、現在完了形を先に確認してくれ!←クリック
こいつの能力は、「過去を現在につなげる」ことではなく
「過去を過去につなげる」こと!
まあいわゆる現在完了の過去verだな!
焦点が過去に移るだけで、現在完了とほとんどいっしょ!
もちろん形も変えておいてくれよ?「have(現在形)→had(過去形)」だぞ!
had waited
→ 待っていた(過去の時点で)
EXAMPLE
- I had been to Hokkaido 3 times before.
→(以前に3回北海道に行ったことがあった)<経験> - I had lived in Osaka for 5 years until I moved to Tokyo.
→ (東京に引っ越すまでは、ずっと大阪に5年間住んでいた)<継続>
過去完了進行形(I had been doing)
You met George the other day, didn’t you?
(この前、ジョージに会ったんやろ?)
Yes! I had been waiting for Mike for about 10 hours.
(そう!その時10時間くらいマイクを待っててん)
For 10 hours!? You're an idiot!
(10時間!?あほちゃうの!)
Haha.You just said the same thing as George.
(www ジョージとおんなじこと言うてるわ)
<words>
・the other day… この前
・idiot … あほ / おばか
・the same thing as~... ~と同じこと
EXPLANATION
※ここを確認する前に、現在完了進行(現在を過去につなげる②)を先に確認してくれ!←クリック
過去からある過去までの動きが「doing」で強調されることで生まれるニュアンス。
「(そのときも)絶え間なく~していた」
まあいわゆる現在完了進行の過去verだな!
焦点が過去に移るだけで、現在完了進行とほとんどいっしょ!
形もしっかり変えておいてくれ!「have(現在形)→had(過去形)」だぞ!
had been waiting
→ ずっと待ち続けていた(過去の時点で)
EXAMPLE
- I had been playing soccer for 2 hours.
→(2時間サッカーをプレイし続けているところだった) - I had been studying English for 30 minutes.
→(30分間英語を勉強し続けていたところだった) - What had you been doing until then?
→(そのときまでずっと何やっていたの?)
本日は「過去」の時制表現について解説しました!
英語と日本語のギャップに苦しむこともありますが、すべては「慣れ」!
読者の方にわかりやすいとおもって頂ける記事を書いていきますので、質問などありましたらコメント欄に書いて教えてくださいね!